昨日のレースでの芝浦工大チームの車載動画をアップしました。
ドライバーと私のやり取りで1-2コーナのライン取りを変えてみたりしています。
なかなか良く撮れています...!(自画自賛
ついでに、安全に対する啓発と、スポッターの重要性がわかる動画を。。
これはプラクティス中の動画ですが、あるマシンのカウルが見事に固定されておらず、風圧に耐え切れず途中で飛ばす格好となりました。
今回のレースではいつも以上にカウルがバタついている車輌が多くあった様に見受けられました。脱出性を考えるとテープ類でカウル脱出部を固定することは望ましくありませんが、このような結果になるぐらいであればテープで浮き止め程度行った方がよほどマシです。
レコードライン上に落ちてヒヤヒヤしながら見てましたが・・・
直後(冒頭の音声がオフィシャル用の連絡無線)に通過した走れ!三輪車さんです。
1-2コーナにスポッターをおかれているのか(?)見事に落下物をかわしながら、スムースなライントレースをされています。
もし、マトモに行ってしまえば大きな事故になりかねない場面でしたが何事もなく対処されていることに感銘を受けました。
車検では年々ブレーキ、オイル関連など安全面に対する要求は厳しくはなっていますが、エントラント側としても自主的に安全に対しては十分留意して、他人の迷惑にならないようにマシン製作を行わなければいけないと改めて感じた次第です。
その他1-2コーナ動画もアップしましたのでご参照くださいませ。
http://www.youtube.com/user/404ecorun
2013年6月16日日曜日
2013年6月15日土曜日
エコマイレッジチャレンジ鈴鹿2013。
今年は何とか天気も持ちこたえて、競技中から雨が降り始めていましたが大きな問題になるレベルではなかった模様。よかったです。
今回は観戦ですが、ちょっと芝浦工大チームのお手伝いもしてました。木製モノコックの
データ取りのお手伝いだけのつもりでしたが、今回、ドライバーが初めての鈴鹿という事で1-2コーナのライン取りの指示出しをさせて頂きました。
1-2コーナは大雑把に言うとアウトベタで走るのが理想なのですが、慣れてないとアウトベタは恐怖心があったり、ラインがわからず寄りきれなかったりするものです。
練習走行は1-2コーナで見ていたので普通に電話でドライバーに指示を送りました。アウト一杯のラインの感覚を掴んで頂けるキッカケにはなったかな??
ライン取りの指導以外にも、コース状況のドライバーの連絡としても効果がありますのでオススメです。
大学短大高専クラスは個人的に知り合いな方々のマシンで1-2-3でした。嬉しくて私が喜んでしまいました。どうもスミマセンでした。
名城さんはダメダメと言いつつ900弱の流石な記録、長野高専Cygnusチームもブレーキテストで横転から600弱の記録で2位入賞はお見事でした。
色々書きたいことはまだありますが、とりあえずこの辺で。
やっぱり自分のマシンを鈴鹿走らせたいなー(笑)
2013年6月9日日曜日
鈴鹿試走会2013。
先日は袖ヶ浦の流れで会社を
夏のソーラーカー・Ene-1 GPの試走会と言う事で多数のチームが本戦に向け、
ドライバーの習熟やマシンのセッティングを行っておられました。
私も無駄にこの業界にいますが、鈴鹿を走ってるソーラーカーは始めてみました。
エコランマシンに比べサイズも音もデカくて迫力があります。
トップチームはピット設備もさながら本職レースチームでカッコ良いです!
今年からGaAS系のソーラセルがレギュレーション上、昨年の50%の面積しか使えなくなったため、トップチームは

シリコンセルに張り替えておられたようです。
『一般的』なシリコンセルと言えど、フルサイズのソーラー1台分貼り替えとなると
普通に乗用車買えちゃいますねw
おそらく今年も芦屋大学とOSUの一騎打ちになると思われますが予定が合えば見に行きたいと思います。
近頃、コンバートEVのレースも盛んで楽しそうです。
エンジンでは化石となってしまった往年の名車もコンバートEVで再活用という道も
ありそうで興味深いです。
お金があったらやりたい・・・!(汗

今回ダントツの注目度だったのが、話題の(?)中学生チーム(みえサイエンスネットワーク)。
中学校の連合チームみたいな感じですが、新聞記事を読んでると、昨年久居中で参加していた方もおられるとのこと。
マシンの1台はZDP SHOPキットカーですが、キットカーは結構(相当??)ポテンシャル高いので良い記録も期待されますね。
注目度高く、取材もTVに新聞が沢山。TVの中継車(?)もなんか凄いのが。
チーム担当の方は中学生が運転すると言うので随分心配しておられましたが、無事
試走できたそう。本戦は、昨年クラス優勝の信大付属中も出てくるでしょうし、今年は中学生クラスが
熱いかも・・・??
え、私ですか?ちょこっと走ってきました。
マトモなコースでエコカードライブは初めてでしたが、カウル付いてないマシンでしたが11~12分ぐらいで周回できました。最後電欠しましたけどw
カウル無しは厳しいぃ!
ところでなんか、KV-BIKEとか言う新カテゴリも出来てますが・・・。
気付けば、来週はまたもや鈴鹿でエコマイレッジチャレンジですね。
404ecorunは観戦(+クルマのオフ会らしい...)で行きます。
私は木製モノコックの某チームの冷やかしと機器貸し出しでデータ収集を。。。
2013年6月2日日曜日
WEM GP 2013 rd.3 袖ヶ浦
WEM GP 袖ヶ浦行ってきました。
袖ヶ浦フォレストレースウェイと言うだけあって、森の中にある綺麗なサーキットでした!
まだ完成から4年ほどで綺麗なサーキットで見た目は良いのですが、設備はちょっとチープですねw
アップダウンが1周で2回あって、結構タイトなコーナなんかもあり難しいコースですね。
事前の調べが不十分すぎて、予選前に慌ててバッテリ回生に作戦変えたりでバタバタでした・・・。
決勝もアクシデントでダメダメ。
観戦立場的には、レースは序盤~中盤のTTDCさんのX3とAISIN AWさんの競り合いが中々見ごたえがあって楽しめました。
優勝はAISIN AWさん。コースレコード更新+昨年から袖ヶ浦4戦中、3戦優勝という結果で袖ヶ浦マイスターと呼んで相応しいのでは??
マネジメントnkmrさんとドライバsterさんのタッグは流石です!
楽しいコースなのでエンジンエコランのレースやると面白そう。
かなり難しいと思いますw
袖ヶ浦フォレストレースウェイと言うだけあって、森の中にある綺麗なサーキットでした!
まだ完成から4年ほどで綺麗なサーキットで見た目は良いのですが、設備はちょっとチープですねw
アップダウンが1周で2回あって、結構タイトなコーナなんかもあり難しいコースですね。
事前の調べが不十分すぎて、予選前に慌ててバッテリ回生に作戦変えたりでバタバタでした・・・。
決勝もアクシデントでダメダメ。
観戦立場的には、レースは序盤~中盤のTTDCさんのX3とAISIN AWさんの競り合いが中々見ごたえがあって楽しめました。
優勝はAISIN AWさん。コースレコード更新+昨年から袖ヶ浦4戦中、3戦優勝という結果で袖ヶ浦マイスターと呼んで相応しいのでは??
マネジメントnkmrさんとドライバsterさんのタッグは流石です!
楽しいコースなのでエンジンエコランのレースやると面白そう。
かなり難しいと思いますw
2013年5月8日水曜日
WEM秋田2013。
来年で20周年になる電気エコランの伝統の一戦で、秋田県は大潟村にあるソーラーカー専用サーキット、ソーラースポーツラインを舞台に行われます。
原付用バッテリ(FTX4L-BS/12V 3Ah)を4ヶで2時間の走行距離で競います。
コース自体は2本の3km弱の直線をヘアピンとスプーンで繋いだ単純な形なのですが、海辺の平地特有の強風と粗い路面には話には聞いてたけど、想像以上に苦戦しましたw
今回はエネマネなんかもしましたが、単純なほど難しいと言うか、1周が長い分戦略の組み立てにも独特の難しさがあります。
ま、自分のチームは大した記録でもないので、トップ3のマシンを
見るとしましょう。。。
完全にベテラントップチームのAWさんですが秋田は初優勝と言うのも驚きな感じもします(笑)
昨年デビューの車体で、近年のトレンドの前輪位置を後退させてロングノーズ、ショートホイールベーススタイルを極めたカタチになっています。
途中、トイレに行こうと思ったらピットインされていてビックリしましたが、ピットストップのロスもものともせず優勝されたのは流石です。
お金が掛かってる所には掛かっているのでしょうが、カウル周りやホイールなど、コストダウンと工数削減を狙った車体製作方法を取っておられる所は注目すべきところかと思います。
2位には昨年まで4連覇のZDP Tachyon。現在のトレンドのスタイルの先駆けとなったマシンです。
綺麗なカーボンの仕上げや、凝った切削部品など作りのこだわりが随所に感じられました。
予選でのパンクなど不運な部分もあったようですが、着実に2位に付けるのが王者の風格ですね。
3位はTeam BIZONさんの『KAI』。
エコランを始めて間もないころに出てきたマシンで憧れの1台ですが・・・
電気エコランにおいて、モータ選びをする上で殊電装製にしろ、ミツバ製にしろ、プロが用途に合わせて作ってるだけあって、買ってきたノーマル状態でもそこその性能が保障されています。
ノーマルモータでもそれなりの結果が出せることは自身でも経験したことではありますが、設
ミツバDDモータは『秋田に特化した特性』『トップレベルの車体でないと釣り合わない性能』と、言われてきましたが、トップチームではノーマルそのままで使われることが少ない故、本当のポテンシャルは謎な部分もあったと思われます。
今回、BIZONさんは07年モデルの車体『KAI(Gilles 07)』にドノーマルモータを搭載し、秋田に挑まれました。
電気的な仕掛けも無く、キャパシタは並列に繋いだだけ、倍電圧の切り替えはありましたが、昇圧回路もなしでモータの素のパフォーマンスを見る意図があったそうです。
結果的に、ミツバ最上位となり、(ドライバのsdさんの運転技術もさることながら、)良い車体さえ準備すればモーターは買ってきたままでも十二分な結果が出せることを見事証明されました。
車体設計者としてはプレッシャーがかかる結果ですが、結果が出ないのはモータが悪いと言い訳することは出来なくなりましたw
こんな感じで初秋田でした。フラットコースでのレースと言うと単純な感じがしてしまいますが、高い車体性能と確実なレース運びをしないと結果を出せないと言うのが秋田のエコノムーブの難しさであり、魅力なのかなと実感した次第です。
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