2016年1月10日日曜日

エコデンレースin苅田2015。

遅れに遅れてのレースレポ・・・(汗

 
*今回の車体*
基本的には鈴鹿のまま。 
翌週がNATSのレースでしたので基本的にはNATS仕様(≒鈴鹿仕様)。

モータも鈴鹿と同じ巻き線で電源電圧が48→12Vになっただけw
駆動もチェン+フリーホイールのまま・・・w
モータコントローラは鈴鹿で使ってたM1048CからM0124Cに変更。低負荷域での効率アップ、最低動作電圧もぐっと下がるので
エコデンに最適化した部分はここぐらいかな??
ワットメータも消費電力の少ないAstroWattMeterに変えたりしました。


*10月25日(日)  積み込み*
 苅田大会前週の日曜日。
車体・機材の積み込みです。鈴鹿から投入したトランポのトレーラが進化。 事前の積み込みが成立するようになったので出発前に慌てる必要はなくなった・・・かな?




*10月31日(土)  移動日*
 AM3時ごろに滋賀のファクトリを出発。
一路、福岡へ。

昼ごろに到着。
九州のえげつないホームセンター、ハンズマンを見学、ちょっと足りなかった資材調達。

品揃えハンパないホームセンターです。行ったことない方は是非!

お昼は北九州民のソウルフード(?)、『資さんうどん』を食し完全に観光モード。
ホントに明日レースかな?と言う感じw

夕方に、新幹線でやって来たまさよさまと合流して打ち合わせ。

持ち込みセットのギア比じゃ遅いんじゃない?と指摘を頂いたのでひとつ速いギア比にすることに。


*11月01日(日)  レース*
 今年は会場すぐ近くに宿泊(いくつか高校チームも同じところにおられました)でしたので朝は一番乗り。

 ピットを設営し、車体を準備。
ひとつ速いギア比にするためにチェンを切ったり。

・フリー走行
車検は楽々パスしてフリー走行。
昨年は走り放題のフリー走行でしたが、今年は奇数ゼッケン、偶数ゼッケンに分かれて各20分。
みっちりレースと同じ40分走らせてレースシミュレーションしようと思ってましたが、出来ないので連続走行を行って20分経過時点でのボリュームの開度を見てギア比の判断をすることに。

今回の走行パターン予定は序盤は減ボリューム、レース中盤でボリューム全開→Mapを進める ですが、20分経過時点でもボリュームに余裕はあり変更したギア比では速過ぎると判断してギア比を戻すことに。
フリー走行中に予選用に搭載した浪越MPC-520の動作チェックを行ったところ、多回転ボリュームの回す量が多すぎるとのことでしたので抵抗値の違うものに変更。


・予選
予選は1周のタイムアタック。
決勝のスターティンググリッドはこの予選で決まります。
(予選奇数位→第一レース、偶数位→第二レース)

タイムアタックと言われるとやる気出しちゃう私ftとまさよさまですのでここはキッチリ狙うはポール!です。
404ecorun代表氏からは、さっさと片付け始めたいからとのことでポール獲得の指示が・・・。

昨年はフリー走行で使い込んだヘトヘト電池でタイムアタックする失敗をやらかしましたので、今年はキッチリと(?)加温で追充電!
ガッツリ電圧を上げますw

スター後ボリューム全開にしてから浪越で昇圧。一応、支持的には24Vくらいまで昇圧かな? バックストレートでは進角も進めて(?)、無事ゴール。
1分08秒のタイムで2位に2秒差を付けて予定通りポール獲得。


・決勝
決勝に向けては調整作業がメインですが、ちょっとでも電力消費を抑えるためにデータロガーを外したり。




さて、レーススタート。 
暫く2位だか3位だかを走行。
決勝のベンチマークはチームカンダさんのアクティブ号となります。
とりあえず、消費とラップタイムがバランスところで走らせる・・・。

アクティブ号は特電モータだから先行して貰っても構わないけど、なんか遅い。消費も少なめなのでペースアップの指示をしたところ、消費同等で5秒タイムアップ・・・。あっ・・・。

苅田のコースは1周520mほどで、直線の両端をスプーン状のコーナで繋いで折り返すコースです。この折り返しのRがソコソコあるのでコーナリング時のロスは結構なものです。それに加えて直線がそう長くないのでコーナの立ち上がりでのんびり加速していると直線が終わるまでに速度が乗り切らないのです・・・。
消費を増やすパターンに変更したことでコーナ立ち上がりの電力が増え、直線の速度が上がって結果的にペースアップが出来てしまったようです。

さて、この最適な走行パターンに気付いたのはスタート後15分経過時点・・・(汗
目下ライバルはトップを走るアクティブ号ですが、その差約半周。
追い上げ開始ですw

予定通り、レース折り返しの20分経過の頃合でボリューム全開。消費に余裕はありますので進角mapを進めてペースキープ走法です。アクティブ号は電圧降下なりにペースを徐々に落としていますので差をじりじりと詰めていき残り6分ほどで何とか逆転。

最後のもう1周を行くために進角、浪越を使ってペースアップを試みますが電池はヘトヘトw
なんとか第一レーストップを維持してゴール。
最適な走行パターンを見つけるまでに大幅ロスをしてしまい悔いの残るレースに・・・。

その後の第二レースで木本さん、宮工、チームカンダに周回数を越されてしまったため、結果は4位。
序盤のロス分を差し引いたとしても、上位3台に追いつくことは厳しかったと思います。車体の改善点もそうですが、レースの進め方に関しても改善点が見つかりました。