2018年10月13日土曜日

WEM関西GP2018。

結果は3位でした。昨年が1位だっただけに見かけ上ダウンですが、スーパー棚ボタだっただけ なので3位で十分満足です。

ドラは梶原。初めてですが、Eg、EVの経験もそこそこありますし、まぁ、なんとかなるで しょう。
ただ、慣れてないことは確かなので練習走行15分と予選30分はみっちり当てる予定で。
今年は昨年の90分→60分に。ただし電池の量は同じ。
昨年の実績を元になんとなく計算すると目標周回数は40周くらい。昨年比15秒は早いラップタ イムで走らないといけない。

昨年はさばいばる・・・

一応、関西勢なので当日移動。5時過ぎにファクトリを出て7時半過ぎに到着、設営。
ゆるく車検を通して、練習走行。
ラップタイムはマズマズ予定通りで行けそう。電力消費はちょっと多いかな?
バランスするところを探す。

予選は30分間。セッション中のベストタイムで決勝のスターティンググリッドを決める感じ。
グリッドには拘らず、30分間連続で決勝の走行パターンを確認する作業。
さて、走行パターンを修正していくか・・・と思ったとこで後輪がパンク。ハーフスピンして 停車。
今回のレース前にチェーンラインを修正するためにシム調整して
タイヤの位置が数ミリ横にズレたのが原因かな??
タイヤ・チューブ交換と合わせてカウルの開口部をリュータなどで切り取り対策。

あと、練習走行の段階から速度設定が速かった(無負荷40km/hくらい)のでギア比を落とす作業 。
ギア比を落としすぎるとどうしょうも無くなる(速い分にはボリューム絞れば良いので)ので ちょっと速目が
良いですが、練習走行・予選で走行パターンに自信を持てるレベルでは無かったのでビビッて 、
ドライブ側のスプロケを1ランクダウンに留めた。チェンの長さはそのままでいけた。ラッキ ー。
序盤の段階で最高速+1~2km/h程度が頃合かな?

決勝スタート。
序盤から第3グループのトップ? タイムと消費はまずまずバランスしてるので無理なくとい う感じでは
ありますが、走行パターンを変えてみたりしてもあまり変わらず、と言うか悪くなるので結局 初期の走行パターンに戻す。コー
スが狭くてテクニカルなので多少のタイムと消費のバラつき は許容する必要があります。
序盤からタキオン、アヒルさんの第1グループ、ミツバ、エンドレス、EVFの第2グループか らはジリジリ離されますが、
第2グループにはラップされるほどは離されない感じ。
中盤、ミツバさんとエンドレスさんのペースがちょっと落ちてきた。序盤に飛ばしすぎたのか な?
EVFさんは終盤でパンクのようでピットで修理中。

終盤で積算電力は予定よりトータルで1Whとか余り気味。
昨年と同じ感じで気が付いたら表彰台圏内を走行中。電気をギリギリまで使い切ったと言うレ ベルではありませんが、そこそこ
電気を使ってゴール。タキオンとアヒルさんは2周先。
ちょっとどう足掻いても追いつける差ではなかったので、棚ボタ込みですが、今回の結果は満 足です。

モータのチョイスがミスってたり、ラップタイムがもう数秒速ければな~と言うとこあります が、この辺は次回の課題です。

2018年8月10日金曜日

Ene-1 GP SUZUKA2018。

2018年鈴鹿仕様のポイント。

いつのまにか15mkで鈴鹿も4年目。
鈴鹿はこれまで過去3年マトモに走れた記憶がない(1年目:スピン、2年目:スーパーオー バーペースによりコースレコード
樹立、3年目:1周目の1コーナでスピン→リタイヤ)
ので、3本を無難にまとめるのが目標・・・。


●昨年との変更点(改善点)
車両の整備性、信頼性upとドライバーが安心してコースを攻められるようになることを重視しました。

・フロントフェンダ作り直し
 剛性が無くて整備性が悪かったりイマイチだったのを積層構成見直し等で剛性アップ。
・フロントフェンダに小窓追加+ミラー位置変更
 斜め前方の見切りを良くするために小窓とミラーの位置(フェンダ→アッパカウル固定)変更。結構変わると思います。

・ハンドル周り作り直し
 昨年作り直したハンドルが昨年の関西GPで折れたので、構造設計から見直して再製作。 ついでに、最小限の作業でハンドル高さと前後位置の調整が出来るようにした(複数ドライバー対応)。
前後方向は長穴でハンドルバー~リンクがごっそり動く構造、高さ方向はハンドルバーの下にシムを入れて調整します。

・しっぽ作り直し
 しっぽ(テールカウル)が大分くたびれてきたのと、補修補修でなんか重くなってるので 再製作。型を昨年借りてきて1年くらい放置してましたが・・・。
1k相当目付けの開繊カーボンを使いましたがwet積層の限度と、色々しっかりと作りすぎ?
が、特に軽くなった訳でもなく・・・ちょっと綺麗になったぐらいか・・・?

・ヘルメット変更
 ヘルメットをアライのHyper-T proに変更。コンパクトなヘルメットなのでドライバーの頭の位置も少し上がって、視界が良くなった・・・ハズ。

・ブレーカ再選定
 新たに4種類ほど5Aブレーカを選定して、放電試験。以前より落ちにくいブレーカに変更。

・鈴鹿用DDモータの製作
 これまでのキットモータ+チェン駆動で特に気になっていたのが、チェンの駆動ロス。シングルフリーも付いてたので、その分のロスも含めると結構、効率が落ちていたのではないかと思われます(特に高速域)。
 ミツバ鈴鹿用DD (M0324、M0348)をベースに製作し、速度設定を変更した巻線仕様としています。コア厚が25mmなので、トップチームが多く使っている30mmコアよりも低負荷よりの効率が 良いのかな?と言うのと、平角線のマグネットワイヤを使うことで高負荷よりの改善を狙い ました。が・・・ちょっと速度設定が速過ぎた。

DDの最大のメリットは左右バランスの改善かもしれません。意外と減速モータは左右バランスが悪いです。


色々と準備したレースでしたが一番大きかったのは、試走会までに大物作業(特にFRP関係)を終わらせてレースまでに余裕 を作ったことだったと思います。
ま、なんだかんだで3本まとまって走れたし、ある程度の結果(総合4位、クラス3位)も付いてきたので、めでたし、 めでたし。

2018年2月7日水曜日

2017まとめ。

すっかり放置しているため1年分まとめて更新ですw

メイン車両の15mk-2は今年は空力関連を中心に改良を行いました。

ノーズ下のエアロや・・・









 


Rrフェンダ等々・・・。













失敗作のRrカウル・・・。















5月に下総高校のエコラン用風洞をお借りしてアイテムの効果確認を行いました。
















各レースの結果は下記の通り。

・鈴鹿
15mk-2(赤):リタイヤ
14mk-1(ベニヤ、KV-2):リタイヤ

赤いのは1stアタックでスピン、ベニヤは3rdでパンク。
車両の性能的にも??でした・・・。


・WEM関西
優勝

久しぶり(2015 NATS以来)のWEM GP+初開催レースでイマイチ慣れない部分もありましたが、灼熱のサバイバルレースをドライバーの根性で走りきっての優勝でした。

なお、車両性能は・・・。


・もてぎ
KV-1総合6位  (タイムアタック:2位)

こちらも2年ぶりのもてぎ。
前回との大きな変更点はモータをキットモータからDD(M0124)に変更したぐらいですが、
速度設定も効率域もトルクもほぼ同じなので
モータの効率向上分記録を伸びることを期待してたのですが・・・。

なんかイマイチ・・・。
タイムアタックは走行パターンがバッチリで2位だったのがせめてもの救いでした。



今年もボチボチ頑張ります。


*おしらせ*
今年のソーラーカー製作講習会で「電気エコラン用木製モノコック車両の製作と実戦」と題して発表させていただきます。木製モノコックの作り方から設計のポイントを解説します。
締め切りは2月17日のようですのでお近くの方は是非。
詳細はZDPにて http://zdp.co.jp