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2022年10月20日木曜日

白浜ECO-CARチャレンジ2022。

 (コロナで延期になってましたが・・・)今年から、和歌山は白浜の旧南紀白浜空港滑走路で『白浜ECO-CARチャレンジ』が開催されることになりました。ソーラーカーとエコノムーブのレースが併催されるイベントです。2019年まで堺カートランドで開催されていたWEM 関西GPはこちらに統合されることになりました。

by sohei(404ecorun)

白浜でのWEM GP開催は2006年以来となるようですが、当時はZDPの記事でしか知りませんw

404eでは2016年のオフに白浜でテスト走行をしたことがあり、多少はデータはありましたが、初心者ドライバーの習熟であったため、あまりアテにならずなんとなくで準備を進めました。


●競技情報

競技コースは滑走路上の直線の両端をスプーンコーナで折り返すシンプルなコース。距離は1周2.6km弱(GPS実走値)でした。



シンプルなレイアウトですが、直線の中間部が標高低く、両端の折り返しが高くなっていますので1周の中で上り/下りが2回あります。海が近い為か風が強い傾向で折り返し後の再加速もあり、走行パターンの設定が難しいと読んでいました。

平地セットでも問題ないレベルの勾配ではありますが、エコラン的には十分な勾配(1%らしい)ですので難しいところですね。

路面は比較的スムーズな路肩と、ヤスリ目状の粗い中央部があるのですが、今回は中央のヤスリ目路面でレースが行われることに・・・。タイヤへの攻撃性は高そう。

いつものFTX4Lのバッテリが4ヶで競技時間は90分ですのでまぁまあエネルギ量は多い感じ。(競技フォーマットは次回以降、変わるかもしれませんが・・・)



●事前準備

と、以上の事を踏まえ、レースの準備を行うのですが、8月末頃からせっせと新モータを製作していて車体の準備に大して時間は取れないのでシンプルに。以前の関西GPで使用していたハーネスに倍電圧スイッチを追加(バッテリが2ヶ→4ヶになった為)したくらいか・・・。

15mk-2、一応ドライバー頭直下にバッテリ4ヶ入る設計ではあるのですが、バラストをそのスペースに収めていてバッテリが2ヶしか入りませんので、残りはフロントオーバハングに設置、ドライバーの脚で挟む形になりましたとさ。(失敗その1)


●練習走行

イベント自体は2daysイベントですが、WEM競技は1dayイベントですので前日夜にファクトリを出発し、当日朝に現地入り。今回のドライバーはkjhr(西日本エリア担当)、サポートメンバーに404e役員メンバーお歴々(珍しい)。

とりあえずデータ取り的な参戦であったのでそこまで気合入っていませんでしたが、当日の天気は接近する台風の影響で雨・風。

ヤル気はゼロに限りなく近く、車検もソコソコにゼッケンも貼らずタイヤも付けず、練習走行はすっぽかして寝てました・・・(汗


万が一天候が急変しても即撤収できるハイエースタープ。










●天気が良くなってきた

そうこうしてるうちに練習走行も終わる頃合。予想外に雨も上がり、天気が上向いてきて、ヤル気が出てきました!

練習走行は走りませんが、加温充電の準備、ゼッケン貼り等々、午後の決勝走行に向け準備を進めることにしました。


ハイエースピットガレージ。






加温充電。









以前の関西GPと違い、加温充電可になったのは私が意見したからだそうなので、真面目にやりました・・・。(失敗その2)

充電開始が遅かったのと、急遽決勝スタート時刻が前倒しになりましたので充電を追い込みきれませんでしたが、バランスをソコソコ合わせる方向で充電。


大会支給のお弁当は地元、白浜町内で調達!










●決勝

雨もちょいと上がりボチボチな天気でレースはスタート。

スターティンググリッド  by N.Wakamatsu









一応曇り止め対策はしたのですが、アツアツのバッテリがスクリーン直下にあるため曇る曇る・・・。(フラグ回収)

よろよろと想定ラップの倍以上時間を掛けてピットに戻り、対策して復帰。ピットアウト時にラインカットしちゃったようで審議対象(レース後、1周減算ペナルティ)。

電池余りまくりだけど、調子出てきたかな~ってところでスピン2回・・・。


回収されてきた。 by N.Wakamatsu



70分が過ぎ、さぁ、最後の一息!ってところで左前がパンク・・・。

今年の鈴鹿では15mk-2のチーフメカだったドライバーkjhrの気転で車両回収までにタイヤが外した状態になってたのでちゃちゃっと直して残り7分ぐらいで復帰。

走行後のタイヤを見ると横キズが多かったので、スピンしなければ~ってとこもありますが、なんとも言えません。。


タイヤ交換。  by N.Wakamatsu










またスクリーンが曇っちゃってヨチヨチ帰ってきてチェッカー。

トップのアヒルさんから7周遅れ+1周減算で8周遅れ(ギリギリでチェッカー受けたので実質もう1周遅れ)で3位。超酷いレースでしたがみんなパンクしてたようで順位の結果だけみればなんかマトモ・・・。


チェッカー!(曇って見えてない)  by N.Wakamatsu









事前情報で以前より路面状況が悪いと聞いてた+ヤスリ目路面なので消費は大きいと予想していましたが、無負荷45~46km/hのセットのモータでは回しきっちゃう感じでした。

もしかしたらドライでもウエットでも路面の抵抗の差は少ないかもしれませんが、想定より消費は少なかった印象でした。


2022年10月19日水曜日

Ene-1 MOTEGI GP 2022。

 エネワンもてぎは2018年以降出てませんでしたが、昨年からコースがオーバルから西コースに変わりました。どちらかと言うと得意なタイプのコースになったので久し振りに出ることにしました。

404eでは出てないとは言うものの、ここ数年はnn-techエコランチームにモータ貸与やデータ取りで帯同してましたので、全く離れてたと言う訳ではありません・・・。

by R.Endo



●ルールのおさらい

エネワンもてぎの特徴はタイムアタックとロングディスタンスレースを戦い、それぞれで割り振られるポイントを元に順位を競います。


電池は単三エネループ40本ですが、タイムアタックとロングディスタンスの間は保管があるので充電できません。よって、タイムアタックを頑張りすぎるとロングディスタンスが辛くなりますし、その逆もしかりです。

配点はロングディスタンスの方が高いですから、タイムアタックをソコソコに、ロングディスタンスを頑張るのが一番効率良いです。


ポイント表













●事前準備

今年は白浜~エコマイレッジ全国大会~エネワンもてぎ、と三週間連続三連戦となってしまったため、大きな準備は出来ないかなと判断。

電池のスポット溶接もここのところ自前でやってましたが、時間の余裕が無いので超久々に某SUのSDさんに依頼。ありがとうございました。


今年からロングディスタンスの競技時間が90分→60分になりましたが、昨年のデータを眺めながら勘ぴゅーたで弾き出された数字は95~120sec/LAPくらい、実際のとこ30周狙い。最高速は~55km/hくらい。用意してたモータが45~46km/hの速度設定(24V)で速度が足りないので48V系で使うこととし、鈴鹿仕様の配線流用となりました。

モータ自体は使用範囲を高効率で網羅できているはずですが、システム全体では多分、80%台後半の効率となりそんなに良くないかも・・・。


M0124(怪)










事前準備で放電試験だけはそれなりに真面目にやりました。自信を持って攻めのエネマネをするにはキッチリ放電試験は欠かせません。エネループの5A放電のデータも無いし、間欠放電のデータも当然無いので、数パターン試して、使う電池と充電条件を決めました。

5A一定放電でおおよそ20分持ちますので、走行の約1/3を駆動させることが嫌でも決まります。


間欠放電グラフ









●当日

今回はますドライバー+Cotaメカ+『遊びに来て立ち寄った』kjhr+フジカワの少人数体制ですが、もてぎではそんなに手は要らないので良いでしょう。それなりにマルチタスクは要求されますが・・・。

レギュレーション改定でバラストはドライバー固定(支障が出る場合は車体に固定)とか言う謎レギュレーションが出来たので、まぁ~車検は遅らそうという作戦。実際後の方に行ったら1時間以上待たされた。。。

安全も公平性も担保出来ないレギュレーションは疑問です。何もメリットが無いので是正願いたいと思います。ホント、お願いしますよ。


車検待ちの列。









●タイムアタック

以前はタイムアタック頑張ってましたが、結局、ロングディスタンス頑張らないと報われないので深く考えずに走らせます。そもそも、もてぎ西コースを走らせえたこと無いので様子見程度で。目標の電力消費だけを伝えてドライバー判断で頑張ってもらいましょう。


スタート前にタイヤエア圧を上げたらパンクしたのでスペアホイールに交換したり、いざ走らせたらドライバーはメータ見てなくて予想より電力使っちゃったりでしたが、2分18秒で5位。16ポイントゲット。完全にたまたまの結果論ですが、良い感じだった。











●ロングディスタンス

特にデータも無いので成りで走らせて、いつも通りタイムと電力消費がバランスするところを探します。オープニングラップ、4~5位くらいで帰ってくると思ってみてたらトップ争いしとるがな・・・(汗


ちょっと消費多いかな?でペース落としたら上手いこと行かず+勘違いもありエネマネミス・・・。中盤過ぎで最適パターンが見つかったけど、時既に遅し。電力もあまり気味になってしまったので再度計算し、ペースを上げて帳尻合わせしてたら1分先(約半周)で2位争いをする飯田さんとエンドレスさんが抜けそうとわかり、マージン分も削って攻めの方向でいくことに。

予定通り、残り2~3周で前2台をパスしてシメシメ・・・とか思いつつも引き離さないとヤバイのでペースダウンの指示は出さずリタイヤ覚悟で頑張る。残り1周の時点で電圧が33Vとかで流石にヤバイかなぁ・・・と思いましたがそのまま。最終コーナ出口まで2位キープ出来てたけど、倍電スパートを掛けたエンドレスさんに抜かれて3位・・・。1位のBIZONさんから1周遅れの29周でした。

レースの駆け引きとしては面白かったですが、悔しいレースでした。。


最後のバトル?   by Y.Tsutsui










●けっか

結果、タイムタックの16Pとロングディスタンスの20P、合計36Pで総合2位でした。

(チーム員だれひとりポイントを把握していないため、順位はよく分かってませんでしたが・・・)









これまで、もてぎで入賞することは無かったのでちょっと嬉しい。

来年は車体の合わせ込みもキッチリやって挑みたいと思います。


レースの締め。健太餃子。



2019年10月16日水曜日

Ene-1 Challenge 2019。

結果が良かった時ぐらいはレースレポート書きましょうかね・・・。

Ene-1 GP改め、Ene-1 Challenge(ソーラーカーレースとイベント統合)ですが、15mk-2での鈴鹿参戦も2015年から5年目となります。
はじめて出した時はベニヤのフレームも珍しがられたものですが、最近はベニヤフレームが沢山参加してることもあって、全く珍しがられません・・・。
エコランの構造材料は設計次第で何でも良いことの証明になってるのかな~??

photo by R.Sakaida(Team Polaris)
















●車両準備
車両面に関しては昨年から大きな変更は無し。
モータ周りは、モータ:ミツバM0348+コントローラ:小野塚精機OMC4850+電流制御:浪越エレクトロニクスMPC-520で変わらず。
モータの速度設定が明らかに速いんですが、色々あって巻線の余裕が取れず諦めました。。 てか、市販状態のM0348で攻め攻め仕様なので、何も変えなくても十分狙えます、上位。













昨年、モータ周りの改良と共に車体側の改良として、視界向上、車両バランス改善を行い、少しでもドライバーに優しいクルマ作りを目指しましたが、今年は一歩進め、ドライバー体重調整用のバラストを新規製作。ちょうど空いていた空間に収まるようなL字形のバラストを準備しました。これにより、4.4kg分が200mmほど後によることでバランス改善が見込めました。これが一番の変更点かも・・・。
前が重いクルマなので、後に重心を持っていくとテキメン、コーナリング時の安定性に繋がります。


●今年のプラン
ドライバーは昨年から引き続き、増井君。エンジンエコランではチームファイアボールのエースドライバーとしての活躍で実力も付いてきていますので特に心配はナシです。

昨年は物凄くベターに走らせましたので、今年はもう一歩攻めて走行パターンを大きく振って走らせてみたいなというところ。
昨年の実績等を元にベースデータを作り、試走会で試してみることにしました。


●試走会
前述のプランを元に走行パターンを色々試す予定。私としてはやって欲しいことは言うけど、やり方はドライバーが判断する感じで。
 
















とりあえずは昨年のパターンでチェックラップをし、そのあとアタックの予定でしたが・・・パンク・・・。
ついでに、パンクの際の過電流でモータと浪越の間に入っているダイオードが破損からの浪越のFETがお亡くなり・・・。

そのあと、ちょろっとは走りましたが、データと言うデータが取れず。
久々に試走会をマトモに走れず凹む・・・。


●レース準備
試走会後はメンテして終わり~と思ってましたが、トラぶった分は直さないとどうにもならないので、修理。ダイオード(理想ダイオード)はFETを載せ変えてok。浪越は浪越エレクトロニクス様に対応頂き、FET載せ変え。ありがとうございました。

パンクでフロアに貼り付けてあるエアロパーツが削れて破損してました。テキトーにテープでも貼って誤魔化そうかとおもってましたが、よりによってケブラ繊維入りなのでボサボサでどうにもならず・・・直前の日曜日にレイアップし、レース前日にピットでトリムと取り付けを行いました。











 




●レース前日
例によって(?)、レース前日に鈴鹿入りして前日車検と車両メンテを行います。

たくえこ君とkaito君(所属チーム違う・・・w)に朝からファクトリに来てもらっ て、積み込み、出発。お昼頃には鈴鹿入り。












とりあえず、前日車検の準備(タイヤに空気入れるくらい・・・)して 、サクッと車検を通す。














車検が終わってから、設営して、千葉黎明さんにお借りしたチームスイ ートで昼寝して、アライメント取って・・・。
あ、チームファイアボール式アライメントテスタを今回から投入しまし た。













スライドレール上に乗ってるローラをタイヤで空転させてサイドスリッ プを計測します。
サイドスリップが発生している状態だと、ローラがスライドレール上を 移動してしまいます。













昨年もそうですが、暑くて作業にならないので、木本工作所、nn-tech、ウチのメンツで夕食行ってから、ピットに戻って残業。
細かなメンテや、暑くなると剥がれる窓枠の修正、ゼッケン貼り等々。
私は宿に戻ってから電池の充電をして終了。




●レース当日
戦略としては昨年より攻めた走行パターンを取りたいところですが、試 走会をマトモに走れなかったこともあり、1stアタックを気持ち抑え気 味で行くよう指示。
電池の充電はそれなりイケてる自信アリなので、 2nd、3rdアタックでちょっと頑張る感
じ。













1stアタックの出走順は並んだ順なのでちょっと頑張ってポール獲得。でも、木本さんに譲るw 2番手からスタート。
1stアタック前に、たくえこチーフメカから前輪のガタ大きくないです か?と言われ、なんかそんな気もするけど、ヤバい程ではなく、今さら直せないのでそのまま走らす。
5分台には入れたい気もしたけど、6分フラット。電力も結構余ってるので、これぐらいなら挽回できる範囲と判断。
1stアタックと2ndアタックの合間で全バラし、タイロッドのロッドエン ドを交換。ガタはあんまり変わらない。どうやら気のせいらしい・・・ (汗

ウチのクルマはカウルまで外さないとタイロッドにアクセスできない・・・。
























アライメントを取って、タイヤの空気入れで手こずってるとかなり時間が押しちゃったので慌てて走ってスタートエリアまで。

さて、2ndアタ ック。
3rdアタックで投入電力を上げようと思っても、電流を上げた分電圧が 大きく下がっちゃうので、攻めるなら2ndと言うところですが、ワット メータが落ちてしまい消費管理が出来ない状態。タイムは5分台で良い 感じ。消費も、もう一歩行けたかな?だけど、いいや。

3rdアタックに向けてロガーで電池の使い具合を確認。十分に余裕はあるのでガンガン使うように指示。














今年は我が家の畑でスイカが豊作なので景気付けにスイカ割り。
隣のピットの熊本大学の学生さんに手伝ってもらいました。
スイカ割りするときはビニール袋に包んでから割ると、スイカも周りも 汚れないから良いですよ・・・。















3rdアタックはもうドライバーに頑張ってもらうしかないんですが、またワットメータが不動・・・。電池ケースがおかしいのかも。仕方ないので電流はアナログメータで合わせて貰って走行。タイムは6分01秒で2番手。良い感じ~。



完走!パルクフェルメ入り!













結果的には総合2位。ドライバーも頑張って攻めての結果で、1位の木本さんのタイムにはちょっと及ぶ気がしないので満足すべき結果ですね。


2018年10月13日土曜日

WEM関西GP2018。

結果は3位でした。昨年が1位だっただけに見かけ上ダウンですが、スーパー棚ボタだっただけ なので3位で十分満足です。

ドラは梶原。初めてですが、Eg、EVの経験もそこそこありますし、まぁ、なんとかなるで しょう。
ただ、慣れてないことは確かなので練習走行15分と予選30分はみっちり当てる予定で。
今年は昨年の90分→60分に。ただし電池の量は同じ。
昨年の実績を元になんとなく計算すると目標周回数は40周くらい。昨年比15秒は早いラップタ イムで走らないといけない。

昨年はさばいばる・・・

一応、関西勢なので当日移動。5時過ぎにファクトリを出て7時半過ぎに到着、設営。
ゆるく車検を通して、練習走行。
ラップタイムはマズマズ予定通りで行けそう。電力消費はちょっと多いかな?
バランスするところを探す。

予選は30分間。セッション中のベストタイムで決勝のスターティンググリッドを決める感じ。
グリッドには拘らず、30分間連続で決勝の走行パターンを確認する作業。
さて、走行パターンを修正していくか・・・と思ったとこで後輪がパンク。ハーフスピンして 停車。
今回のレース前にチェーンラインを修正するためにシム調整して
タイヤの位置が数ミリ横にズレたのが原因かな??
タイヤ・チューブ交換と合わせてカウルの開口部をリュータなどで切り取り対策。

あと、練習走行の段階から速度設定が速かった(無負荷40km/hくらい)のでギア比を落とす作業 。
ギア比を落としすぎるとどうしょうも無くなる(速い分にはボリューム絞れば良いので)ので ちょっと速目が
良いですが、練習走行・予選で走行パターンに自信を持てるレベルでは無かったのでビビッて 、
ドライブ側のスプロケを1ランクダウンに留めた。チェンの長さはそのままでいけた。ラッキ ー。
序盤の段階で最高速+1~2km/h程度が頃合かな?

決勝スタート。
序盤から第3グループのトップ? タイムと消費はまずまずバランスしてるので無理なくとい う感じでは
ありますが、走行パターンを変えてみたりしてもあまり変わらず、と言うか悪くなるので結局 初期の走行パターンに戻す。コー
スが狭くてテクニカルなので多少のタイムと消費のバラつき は許容する必要があります。
序盤からタキオン、アヒルさんの第1グループ、ミツバ、エンドレス、EVFの第2グループか らはジリジリ離されますが、
第2グループにはラップされるほどは離されない感じ。
中盤、ミツバさんとエンドレスさんのペースがちょっと落ちてきた。序盤に飛ばしすぎたのか な?
EVFさんは終盤でパンクのようでピットで修理中。

終盤で積算電力は予定よりトータルで1Whとか余り気味。
昨年と同じ感じで気が付いたら表彰台圏内を走行中。電気をギリギリまで使い切ったと言うレ ベルではありませんが、そこそこ
電気を使ってゴール。タキオンとアヒルさんは2周先。
ちょっとどう足掻いても追いつける差ではなかったので、棚ボタ込みですが、今回の結果は満 足です。

モータのチョイスがミスってたり、ラップタイムがもう数秒速ければな~と言うとこあります が、この辺は次回の課題です。

2018年8月10日金曜日

Ene-1 GP SUZUKA2018。

2018年鈴鹿仕様のポイント。

いつのまにか15mkで鈴鹿も4年目。
鈴鹿はこれまで過去3年マトモに走れた記憶がない(1年目:スピン、2年目:スーパーオー バーペースによりコースレコード
樹立、3年目:1周目の1コーナでスピン→リタイヤ)
ので、3本を無難にまとめるのが目標・・・。


●昨年との変更点(改善点)
車両の整備性、信頼性upとドライバーが安心してコースを攻められるようになることを重視しました。

・フロントフェンダ作り直し
 剛性が無くて整備性が悪かったりイマイチだったのを積層構成見直し等で剛性アップ。
・フロントフェンダに小窓追加+ミラー位置変更
 斜め前方の見切りを良くするために小窓とミラーの位置(フェンダ→アッパカウル固定)変更。結構変わると思います。

・ハンドル周り作り直し
 昨年作り直したハンドルが昨年の関西GPで折れたので、構造設計から見直して再製作。 ついでに、最小限の作業でハンドル高さと前後位置の調整が出来るようにした(複数ドライバー対応)。
前後方向は長穴でハンドルバー~リンクがごっそり動く構造、高さ方向はハンドルバーの下にシムを入れて調整します。

・しっぽ作り直し
 しっぽ(テールカウル)が大分くたびれてきたのと、補修補修でなんか重くなってるので 再製作。型を昨年借りてきて1年くらい放置してましたが・・・。
1k相当目付けの開繊カーボンを使いましたがwet積層の限度と、色々しっかりと作りすぎ?
が、特に軽くなった訳でもなく・・・ちょっと綺麗になったぐらいか・・・?

・ヘルメット変更
 ヘルメットをアライのHyper-T proに変更。コンパクトなヘルメットなのでドライバーの頭の位置も少し上がって、視界が良くなった・・・ハズ。

・ブレーカ再選定
 新たに4種類ほど5Aブレーカを選定して、放電試験。以前より落ちにくいブレーカに変更。

・鈴鹿用DDモータの製作
 これまでのキットモータ+チェン駆動で特に気になっていたのが、チェンの駆動ロス。シングルフリーも付いてたので、その分のロスも含めると結構、効率が落ちていたのではないかと思われます(特に高速域)。
 ミツバ鈴鹿用DD (M0324、M0348)をベースに製作し、速度設定を変更した巻線仕様としています。コア厚が25mmなので、トップチームが多く使っている30mmコアよりも低負荷よりの効率が 良いのかな?と言うのと、平角線のマグネットワイヤを使うことで高負荷よりの改善を狙い ました。が・・・ちょっと速度設定が速過ぎた。

DDの最大のメリットは左右バランスの改善かもしれません。意外と減速モータは左右バランスが悪いです。


色々と準備したレースでしたが一番大きかったのは、試走会までに大物作業(特にFRP関係)を終わらせてレースまでに余裕 を作ったことだったと思います。
ま、なんだかんだで3本まとまって走れたし、ある程度の結果(総合4位、クラス3位)も付いてきたので、めでたし、 めでたし。

2018年2月7日水曜日

2017まとめ。

すっかり放置しているため1年分まとめて更新ですw

メイン車両の15mk-2は今年は空力関連を中心に改良を行いました。

ノーズ下のエアロや・・・









 


Rrフェンダ等々・・・。













失敗作のRrカウル・・・。















5月に下総高校のエコラン用風洞をお借りしてアイテムの効果確認を行いました。
















各レースの結果は下記の通り。

・鈴鹿
15mk-2(赤):リタイヤ
14mk-1(ベニヤ、KV-2):リタイヤ

赤いのは1stアタックでスピン、ベニヤは3rdでパンク。
車両の性能的にも??でした・・・。


・WEM関西
優勝

久しぶり(2015 NATS以来)のWEM GP+初開催レースでイマイチ慣れない部分もありましたが、灼熱のサバイバルレースをドライバーの根性で走りきっての優勝でした。

なお、車両性能は・・・。


・もてぎ
KV-1総合6位  (タイムアタック:2位)

こちらも2年ぶりのもてぎ。
前回との大きな変更点はモータをキットモータからDD(M0124)に変更したぐらいですが、
速度設定も効率域もトルクもほぼ同じなので
モータの効率向上分記録を伸びることを期待してたのですが・・・。

なんかイマイチ・・・。
タイムアタックは走行パターンがバッチリで2位だったのがせめてもの救いでした。



今年もボチボチ頑張ります。


*おしらせ*
今年のソーラーカー製作講習会で「電気エコラン用木製モノコック車両の製作と実戦」と題して発表させていただきます。木製モノコックの作り方から設計のポイントを解説します。
締め切りは2月17日のようですのでお近くの方は是非。
詳細はZDPにて http://zdp.co.jp

2016年9月27日火曜日

2016 Ene-1 GP SUZUKA KV2編。

●事前準備??
KV2はそもそも別な車両で、と思って準備していたのですが見事に間に合わず、6月終わりから準備を始めて一昨年に製作した車体を仕立て直してKV2クラスで参戦することになりました。

以前製作したカウルは随分前に廃棄したので新規に制作する必要がありますが、製作に当てられる時間は1ヶ月そこら(の土日)。平板を2次曲面に曲げてカウルを整形するのが手っ取り早くて性能的にも確実な方法です。やりたいことはプラダン等でも実現できるんですが、今更プラダン感がかなりありますので、前からやってみたかったスティッチ&グルー工法(の真似事)による木製カウルの製作をやってみることにしました。

車両の中身的な部分は、14年の苅田大会の際、切れ角確保のためにフレームを削り込んだ部分の補強、特電モータに合わせて設計されていたリア周りをミツバKt-Mに対応出来るようにマウント類の再製作。あとは昨年車体製作時に部品取りしたハンドル周りの部品を再設計して作り直したぐらいか・・・。
電気系も何も拘りが無くて、電池とモータを直結しただけにブレーカとアナログ電流計を追加したくらい。

ドライバー(運転手)は予め確保しておいた元hNNCTのちゃんみお。多少不安はあったものの以前に比べれば格段に安定してるのでお任せしました。例のごとく走行中の通信とかもしないので事前にみっちり2時間くらいかけて走行パターンや戦略を頭に叩き込んでもらいました・・・w


●前日
例によってレース出発前に車両は完成せず...orz
お昼ごろにサーキット入りしてサポートメンバー、そうじゃない人も捕まえて午後の前日車検に向けて大慌てで組み立てと仕上げ・・・。

なんとか車検を通しましたが、未完成なところが多々あるので引き続き作業・・・。
モータの動作チェックをしようと思ったら動かない・・・。(トラブルその1)
モータのホールセンサのケーブルの断線でした。hNNCTのkjhr氏に手伝ってもらいながら半田付けしなおして無事、動作。慌てましたが前日に発覚で良かったですね。

細かな仕上げはサーキット泊のCotaさん、kjhr、A君にお任せしました・・・!
(朝まで作業してたみたい。ありがとうございました。)

●1stアタック
車検は前日に通したのですが、車重がKV-2規定の35kgを2kgほどオーバーしていたため、バラスト調整を行い、当日車検で再度、車重計測してもらいました。今回は300gくらい?オーバーでまとまりました。
気付けば、ドライバーのちゃんみお嬢、一度も乗った状態で車両を転がしてませんでした・・・。車検場からの帰り道はアッパカウルもつけて惰性で転がし視界チェック、切れ角チェックなど(オイ

1stアタックはあくまで様子見。シェイクダウンですからね!w
電力も車重が重いのがどこまで効くのか良く分からないので抑え気味で。
7分半~8分で3本走行できれば御の字かな~ぐらいの考えだったのでそんなもん。

スタート前の待ち時間にガムテでカウルの隙間埋めたり、窓枠作ったりして特に何もなくスタート。タイムは8分18秒。もうちょっとかな?と思いましたが、途中でフロアが落ちたり・・・、スロットルのスイッチが動作しなかったり・・・(2個付いてるので問題ないけど、メインの方が動かなかったので操作性は悪い)。
トラブル込みで考えると上々なタイムですかね。消費もドライバーとの意思疎通が不十分なところがあって、抑えて走ったみたいで23Wh程度。マージン除くの予定が25Whなので2Wh貯金が出来ました。2nd、3rdはガッツリ行きます。

●1と2のあいだ
2ndアタックまでの休み時間で車体の修復。先ずは走行中に脱落したフロアの修理。フロアのベニヤ板に接着したアルミ製L板でフレームと固定していましたが、L板の2次接着が剥がれました・・・orz
まぁ、悪いところは分かっているのでTeamPolaris広報担当氏に手伝ってもらって、何故か手元にあったウエストエポキシとカーボンクロスでオーバレイをやり直しました。

スロットルスイッチは誤配線っぽかったので繋ぎなおして完了・・・?

●2ndアタック
私は2台分のスタート進行をこなさないといけないので、タイム的に前を走ってるKV-1の赤いのがスタートしたら走っていってKV-2のベニヤの様子を見に行きます。おっと・・・今回はスローパンクらしい・・・orz  右フロントとリアが空気入ってるけどフロアが地面に付くような状態。出走順が遅れるからちょっと躊躇しましたが、Cotaさんとkjhrにチューブと工具を取ってきてもらってチューブ交換。赤いのと違ってフロントホイールは車軸からごっそり外せるしパンク修理はし易い・・・か・・・。

1stアタックよりも電力投入して無難にまとめて7分11秒。1stアタックでトップだったOIDEの車両よりコンマ1秒速く、クラストップ!(随分後になってから気付いた) ちゃんみお、やるじゃん。
消費も26Wh。まずまず。

●3rdアタック
だいぶトラブルシュートは終わったかな? 決勝当日に完成した車体ですが、3rdアタックでなんとか完成したみたい。
3rdアタックは電力的にも余裕があるので引き続きガッツリと。一応、電力の使いきりパターン(マージンは残してるけど)をちゃんみおと申し合わせておきました。

タイムは7分17秒。電圧降下分考えればそんなもんでしょうかね? 目下ライバルであった飯田OIDE長姫高校はブレーカが落ちたみたいで9分台。


●おわりに
あれれ・・・当日に完成した車体で優勝してしまった・・・。
おまけにデザイン賞も頂きました~。

ノリと勢いでやったプロジェクトでしたが、基本をしっかり抑えた車両作りをすれば
素材とか手法に拘らなくてもそれなりの記録が出せることを証明できたかな~と。
予算もないので、主要な大物部品は手元のスペアパーツとかを中心に使いました。スペシャルなパーツとかは殆どないので、お金さえ出せば買える部品と言う感じです。モータコントローラ以外は比較的安価なチョイスです。
(404ecorunで使ってる標準的なエコラン用部品(車軸とか)は販売できます・・・。別途お問い合わせください・・・。)

消費電力的にももう一息余裕がありますし、走行パターンのツメもまだまだな状態でしたので現状のままでも7分フラットを3本並べられるくらいの実力はあるようです。

2016 Ene-1 GP SUZUKA KV1編。

●事前準備
KV-1は昨年製作した車両(15mk-2)。車両面で大きな変更は無いけど、ドライバー(運転手)がまさよさま→原さんにチェンジが一番大きな変更点。
原さんはエンジンエコラン(鈴鹿含む)の経験はありますが、電気エコランは初めて。冬の白浜での走りこみ(と、言っても40分×2本くらい)と試走会(5周)を経ての実戦です。走りこみ不足感はありますが、持ち前の運転センスでどうにかしてもらいましょう・・・。
電気系統は一新。不慣れなドライバーが運転に集中できるよう電流の制御は浪越MPC-520の定電力回路をリミッタとして使えるよう組み込みました。ついでにモータコントローラをM1048Cから浪越制御と相性良さそうな小野塚OMC4850に変えてみました。
あとはモータの巻線を浪越制御に合わせてちょっとターン数を増やした仕様にしたくらいか・・・。

●さくせん
ドライバーがなんせ初心者なので、高望みせずに淡々と走れば良いかな~くらいの考え。普通に走れば6分30秒前後を3本並べられる予定でした・・・。

●1stアタック
車検は前日に通していますし、楽々モード?
試走会後には配線のく見直ししたくらいで心配事は無いな~と、思いきや!
電流計が死亡・・・。

「なんとなく」で走ってもらい、7分2秒。
こりゃちょっと遅いかな・・・。電力も余ってるし・・・。

電流計はちょっとした組み付けミスが原因でしたし、大丈夫だろう・・・ってことで次のアタックはもうちょっと強気で行きましょう!と、申し合わせ。

●2ndアタック
特に問題も無く、スタート!

今回はKV1の方がスタートすると大慌てでKV2の方のスタート段取りをする超過密スケジュール。KV2の方の車両は2ndアタックの出走待ちエリアでスローパンクを発見してその修復を超慌て。チューブ交換して、スタートを見送ってヤレヤレと思いながらいつも通りbiz○nピットへモニターを見に行ったらtmrさんに、フジカワ君、何やったん?と言われて何をやらかしたかと考えてたら、5分40秒でコースレコード樹立していた謎展開。。

狙いは6分半なので超イレギュラーで自分が一番ビックリ・・・w
原因はまたも電流計。現状の電流値がわからないまま、「なんとなく」で走ってもらった結果の5分40秒でした。。
消費電力も超多いし、大変やらかしました。。。


●3rdアタック
1stアタックで貯金のあった電力も2ndアタックのスーパーラップ(?)で超借金状態になってしまったので若干頭を捻って、一か八かの省エネ走行に徹することに。
ここで完走できないのは一番気まずいと思ったのでヒヤヒヤでした。

電流計は何やらごちゃごちゃ触ってたら直ったみたい。

慣れないトップスタート・・・。スタート間隔が短いとは言え、普段は前のクルマの動きを見ながら準備できていたのが前に誰もいないので良く分からない・・・w
電流計がトラブった時のバックアップにデータロガーの表示器をスタート待ちの間に取り付け。

さて、スタート。電流計も無事動作して、と言うか初めてマトモに動いて逆にドライバーが困惑する状況・・・(オイ
ちょこちょこミスがあったり、ドライバー判断で惰性使ったりでタイムは7分10秒。
う~ん。と言う感じですが、レース後電池を放電させたらほぼほぼゼロだったり、2ndアタックで頑張りすぎて電池の容量が3~4Wh少ないことを考えればそんなもんかも。

なお、3rdアタックの実況でダンロップ登坂が遅いのは電欠か~?と言われてしまいましたが違います! なお、止まりそうとか言われてましたが11km/h出てます! 他のトップチームが速いだけです~。


●おわりに
今年のレースに向けて大した準備もしてないのに言うのは何ですが、課題の多く残るレースでした。特に他のチームの伸び代が大きくてビックリでした。
電気エコランで停滞は確実に後退に繋がると痛感・・・。

さて、来年はどうしましょうかね?

2016年8月16日火曜日

2016 Ene-1 GP SUZUKA

今年の鈴鹿はKV1とKV2それぞれ1台の2台体制・・・。
KV1は昨年製作した車両(15mk2)、KV2は色々事情があって一昨年製作したフレーム(14mk1)に新造したベニヤカウルを組み合わせての参戦となりました。

















結果はKV1が総合5位+コースレコード樹立、KV2が総合9位+KV-2クラス優勝+デザイン賞受賞となりました。
優秀なドライバー2名の頑張りと、お力添え頂きました皆様に感謝いたします。

詳しいレポートは後ほど。

2016年6月26日日曜日

Ene-1 GP 試走会 2016。

試走会に行ってきました。

雨の影響で午前中のセッション5周だけの走行でしたが、まずまずな感じでしょうか。















昨年との最大の違いはドライバー(運転手)ですので、新人ドライバーがコースになれてくれればヨシ! 最初は戸惑う部分もあったようですが、なんとか目標タイムをクリア。まだ走れば走るだけタイムが伸びる状態ですので午後の走行が出来なかった事が心残りですが・・・。
 車体面の仕様変更点は問題ないことが確認できたのは良かったかな??


2016年3月14日月曜日

Ene-1 GP Motegi 2015。

遅くなりましたが、茂木レポ・・・。

*準備*
 相変わらず、基本的には鈴鹿から変わりなしですが・・・w(1年通して同じと言う)
 大きな変更で言うとモータの巻き直し。鈴鹿~苅田~NATSと使った巻線も茂木では特性が外れ過ぎるのでターン数を増やした巻線を準備しました。
あとは、mapのスイッチを回転式にしたくらい?電気系はもっともシンプルな仕様かも。

今回は404ecorunメンバー居ない+木コックメンバーCotaさんは自分のチームで参戦と言うことでメンバー不足と言う事もあり、ええこたま氏の他、Z○PよりikgmさんとM大学のYusaさんにサポート頂きました。ありがとうございました。


*走行パターン*
よく、フラットに近いオーバルコースとは言われますが、エンジンエコランの経験からエコランとしては十二分に高低差があるコースで、風の影響を受けやすく負荷変動が大きなことは分かっています電流一定の走行パターンよりも速度一定となるパターンの方が適切と考え、あとは状況を見ながら消費を追ってペースをコントロールするかな~?と言う感じで。

また、昨年からロングディスタンスの競技時間が90分に変わったものの、昨年は雨のレースで目標値をどれぐらいにするかよく判らず、練習走行も無い・・・。どうやら秋田仕様のセッティングでちょっと速い位らしい?と言う噂を真に受け、ミツバ秋田用同等の速度設定になるようにギア比をチョイスしました。結果から言うと結構絞って走った印象です。

キットモータを低出力に巻くとエコラン用のモータとして不釣合いな低回転モータになるため、34-42Tと言うわけ判らんスプロケチョイスになりましたw


*
タイムアタック*
茂木のルールとして、タイムアタックとロングディスタンスでそれぞれ配点されるポイントの合計で最終的な順位が決まりますので、タイムアタックはロングディスタンスのスターティンググリッドを決めるだけでなく、結果に響くので重要です。特に、配点的にとてもロングディスタンスでトップ3を狙えない我々は比較的順位を上げやすいタイムアタックでポイントを稼ぎたいところです。

ロングディスタンスで順位が出来る限りタイムを出す・・・けど消費もソコソコで抑えるサジ加減はドライバーまさよさまにお任せ。
ギア比などの設定は
ロングディスタンス仕様のまま。
電源は倍電圧(40直、48V)にすることで設定速度を約90km/h程度まで引き上げ。
モータコントローラはM1048Cで。

5Aのブレーカ一杯で加速して最高速は60km/hちょっと。
第4ターンぐらいで惰性も使って消費量をコントロールされたようです。駆動輪にはシングルフリーが入ってますから、惰性での調整はしやすいかもw


タイムは3分6秒で5位?まずまずですかね~。



**
TAとLDの間の休み時間でモータコントローラを載せ換え。
LD用は0124Cで。低負荷域の効率が微妙に向上します。


ロングディスタンス*
嵌るパターンが判らないので、とりあえず速めの走行パターンから消費の具合を見てペースを落としていく戦術。
スタート後はそこそこハイペース。200秒弱平均の良いペースですが
消費も3.0Wh前後が狙いに対し3.3Wh前後と良い値・・・(汗
どんどん借金だけが増えていく展開・・・(汗
速度一定の予定でしたが、速度一定だと変動が大きくて厳しいようで
ボリューム開度一定パターンとなったようです。
(ラップあたりの消費を見ながらボリューム開度は決める)
 

40分経過時点あたりから借金を返すためにペースダウン。
借金を返し終わった後はペースを上げるつもりでしたが、イマイチ???
逆にだいぶ貯金を作ってしまった・・・。

茂木のLDのチェッカールールは90経過後のトップ車両通過でチェッカー提示かつ、チェッカーを
受けることが順位認定の条件として絶対です。トップとの位置関係によっては90経過後でも
もう一周こなす必要が出てきますのである程度エネルギにマージンを持たせていました。

ちょうど90経過直前にトップのタキオンに抜かれ、もう1周の必要がなくなりましたのでファイナルラップは絞ってたボリュームを全開+バックストレートからは進角mapをFまで上げて爆走・・・(汗
5km/hほど最高速を上げて、無事ゴール。
消費は、まだちょっと行けるかな?の79Wh弱ですが、まずまず(無理やりですが)。


ちょっとマージンを取りすぎた感が悔やまれるところ。エネルギ残量的にはもう1周できましたので、走行パターンの見直しをする必要があります。
結局、消費とタイムのバランスするパターンはよく判らず・・・。


まぁ、1年間イマイチなレースの連続でしたが、まずまず納得いくレースができたのは良かったですね!

2016年2月21日日曜日

白浜テスト 2016冬オフ。

 今週、来週はソーラーカー製作講習会で実作業を何もしてませんが・・・。(これも大事なエコラン業務!)

先週は、はるばる白浜までテスト走行に行ってきました。
2日間のスケジュールでしたが、初日は見事に雨・・・。












チェックラップ1周で撤収・・・。











飛行機鑑賞して・・・










とれとれ市場で海鮮BBQ!食べ過ぎた!
 

2日目は新人ドライバーの完熟や今年の鈴鹿用部品のテスト。











走行時間が予定の半分ということもあり、十分にテストをこなせたと言うと嘘ですがソコソコ満足行く結果が得られたかな?と言う感じ。










白浜ビーチを観光して帰りましたさ。


 

2016年1月10日日曜日

エコデンレースin苅田2015。

遅れに遅れてのレースレポ・・・(汗

 
*今回の車体*
基本的には鈴鹿のまま。 
翌週がNATSのレースでしたので基本的にはNATS仕様(≒鈴鹿仕様)。

モータも鈴鹿と同じ巻き線で電源電圧が48→12Vになっただけw
駆動もチェン+フリーホイールのまま・・・w
モータコントローラは鈴鹿で使ってたM1048CからM0124Cに変更。低負荷域での効率アップ、最低動作電圧もぐっと下がるので
エコデンに最適化した部分はここぐらいかな??
ワットメータも消費電力の少ないAstroWattMeterに変えたりしました。


*10月25日(日)  積み込み*
 苅田大会前週の日曜日。
車体・機材の積み込みです。鈴鹿から投入したトランポのトレーラが進化。 事前の積み込みが成立するようになったので出発前に慌てる必要はなくなった・・・かな?




*10月31日(土)  移動日*
 AM3時ごろに滋賀のファクトリを出発。
一路、福岡へ。

昼ごろに到着。
九州のえげつないホームセンター、ハンズマンを見学、ちょっと足りなかった資材調達。

品揃えハンパないホームセンターです。行ったことない方は是非!

お昼は北九州民のソウルフード(?)、『資さんうどん』を食し完全に観光モード。
ホントに明日レースかな?と言う感じw

夕方に、新幹線でやって来たまさよさまと合流して打ち合わせ。

持ち込みセットのギア比じゃ遅いんじゃない?と指摘を頂いたのでひとつ速いギア比にすることに。


*11月01日(日)  レース*
 今年は会場すぐ近くに宿泊(いくつか高校チームも同じところにおられました)でしたので朝は一番乗り。

 ピットを設営し、車体を準備。
ひとつ速いギア比にするためにチェンを切ったり。

・フリー走行
車検は楽々パスしてフリー走行。
昨年は走り放題のフリー走行でしたが、今年は奇数ゼッケン、偶数ゼッケンに分かれて各20分。
みっちりレースと同じ40分走らせてレースシミュレーションしようと思ってましたが、出来ないので連続走行を行って20分経過時点でのボリュームの開度を見てギア比の判断をすることに。

今回の走行パターン予定は序盤は減ボリューム、レース中盤でボリューム全開→Mapを進める ですが、20分経過時点でもボリュームに余裕はあり変更したギア比では速過ぎると判断してギア比を戻すことに。
フリー走行中に予選用に搭載した浪越MPC-520の動作チェックを行ったところ、多回転ボリュームの回す量が多すぎるとのことでしたので抵抗値の違うものに変更。


・予選
予選は1周のタイムアタック。
決勝のスターティンググリッドはこの予選で決まります。
(予選奇数位→第一レース、偶数位→第二レース)

タイムアタックと言われるとやる気出しちゃう私ftとまさよさまですのでここはキッチリ狙うはポール!です。
404ecorun代表氏からは、さっさと片付け始めたいからとのことでポール獲得の指示が・・・。

昨年はフリー走行で使い込んだヘトヘト電池でタイムアタックする失敗をやらかしましたので、今年はキッチリと(?)加温で追充電!
ガッツリ電圧を上げますw

スター後ボリューム全開にしてから浪越で昇圧。一応、支持的には24Vくらいまで昇圧かな? バックストレートでは進角も進めて(?)、無事ゴール。
1分08秒のタイムで2位に2秒差を付けて予定通りポール獲得。


・決勝
決勝に向けては調整作業がメインですが、ちょっとでも電力消費を抑えるためにデータロガーを外したり。




さて、レーススタート。 
暫く2位だか3位だかを走行。
決勝のベンチマークはチームカンダさんのアクティブ号となります。
とりあえず、消費とラップタイムがバランスところで走らせる・・・。

アクティブ号は特電モータだから先行して貰っても構わないけど、なんか遅い。消費も少なめなのでペースアップの指示をしたところ、消費同等で5秒タイムアップ・・・。あっ・・・。

苅田のコースは1周520mほどで、直線の両端をスプーン状のコーナで繋いで折り返すコースです。この折り返しのRがソコソコあるのでコーナリング時のロスは結構なものです。それに加えて直線がそう長くないのでコーナの立ち上がりでのんびり加速していると直線が終わるまでに速度が乗り切らないのです・・・。
消費を増やすパターンに変更したことでコーナ立ち上がりの電力が増え、直線の速度が上がって結果的にペースアップが出来てしまったようです。

さて、この最適な走行パターンに気付いたのはスタート後15分経過時点・・・(汗
目下ライバルはトップを走るアクティブ号ですが、その差約半周。
追い上げ開始ですw

予定通り、レース折り返しの20分経過の頃合でボリューム全開。消費に余裕はありますので進角mapを進めてペースキープ走法です。アクティブ号は電圧降下なりにペースを徐々に落としていますので差をじりじりと詰めていき残り6分ほどで何とか逆転。

最後のもう1周を行くために進角、浪越を使ってペースアップを試みますが電池はヘトヘトw
なんとか第一レーストップを維持してゴール。
最適な走行パターンを見つけるまでに大幅ロスをしてしまい悔いの残るレースに・・・。

その後の第二レースで木本さん、宮工、チームカンダに周回数を越されてしまったため、結果は4位。
序盤のロス分を差し引いたとしても、上位3台に追いつくことは厳しかったと思います。車体の改善点もそうですが、レースの進め方に関しても改善点が見つかりました。




2015年11月3日火曜日

エコデンレース苅田2015

大会名:エコデンレース苅田
開催日:10/01(日)
場所:

結果:総合4位 /*台
        (予選1位)
  
車体:15mk-2
ドライバー:まさよさま
タイヤ:IRC ECORUN 14in
チューブ:Michelin Aircomp latex
モータ:MITSUBA Kt-M / 0124C
ワットメータ:Astro Wattmeter

2015年8月15日土曜日

2015 Ene-1 GP SUZUKA

大会名:2015 Ene-1 GP SUZUKA
開催日:08/02(日)
場所:鈴鹿サーキット国際レーシングコース

コース:テクニカルコーナ、アップダウンの組み合わさった難コース。
コース長:5.807km

結果:総合6位 /86台
  
車体:15mk-2
ドライバー:まさよさま
タイヤ:IRC ECORUN 14in
チューブ:Michelin Aircomp latex
モータ:MITSUBA Kt-M / 1048C
ワットメータ:Omega Works  ZP-mini

http://www.suzukacircuit.jp/ene1gp_s/


2015年8月9日日曜日

2015 Ene-1 GP SUZUKA

 遅くなりましたが、エネワン鈴鹿、総合6位でした。
途中、スピンなどもあり、フルで力を発揮することはできず・・・。












まだまだです。 
詳細はまた書きますね。