エネワンGPの鈴鹿大会に参加してきました。
結果から言うと、総合6位、特殊電装製モータユーザーの中ではトップの順位でレースを終えることができました。
今回、バタバタと準備を進めたチームでしたが、当日にZDPの池上さんや東海大のキムヒデ先生にアドバイスを頂いたこと、 ドライバのまさよさまが初マシン、初コース、2年のブランクがあるにも関わらず確実にマシンのパフォーマンスを引き出してくださったこと、 特殊電装さんの新型モータ(S14502-500R)のパフォーマンスが高かったことが結果につながりました。
他の上位チームは高価なモータや高度な改造を行っておられなかで、限りなく純正に近い安価な市販品で結果を出せたことで、部品のパフォーマンスを最大限引き出すことの大切さを実感できました。
このような機会を与えていただいたオレンジ監督にはただただ感謝です。。今後のエンジンエコランでも今回の経験を生かしたいと思います。
さて、車載動画です。新しいカメラを買ったので良く撮れてます!
1本目・・・10分00秒
VIDEO
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=cdvfDxo5Dg4
最後、シケインをカット(2輪用シケインを通過)してしまい、監督とドライバがタワー2階に呼び出されお叱りを受けました(笑)
2本目・・・9分14秒
VIDEO
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=3zm23orByco
1本目のアタックで余裕があると判断したため、ギア比を変更。
ドライバの慣れもあり40秒以上タイム更新。。
3本目・・・8分40秒
VIDEO
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=75XVutPdzXk
まだ攻められるとの判断でギア比をもうひとつハイにしましたが・・・ダンロップコーナの上りがきつくなってしまいました。
しかし、ベストタイムは更新できました。
左 手でボリューム、 右 手で24V・48Vの切り替えをしています。
ちなみに、最高速は65~67km/hぐらいです。。
電気消費量も20Wh程度で全然、使い切れませんでした。。 細かい技術的な話なんかはチームのブログで書くかと。
ちなみに、入賞に浮かれてトランスポンダを持って帰ってしまったことはヒミツです ☆(ゝω・)vキャピ
さて、暫しの夏休み?も終わり、先日は日曜・月曜と久々に作業を行っておりました。これまで通りのカウル・マスタ型の加工に加え、今回はフレームのモックアップ製作を行いました。
製作中の新車はカーボンサンドイッチパネルでフレームを構成する予定ですが、強度を考え開口部を減らした部分や、構造的に広いスペースを確保できない部分などがあり、実際にドライバが入れるかどうか等の検討をダンボールで作った模型で行いました。
実際、モックアップを作ってみると図面ではピンとこないスケール感が把握できたり、図面上では気付かなかった問題点の修正が行えました。
ちなみに、モノコックサイズ的に、身長175cm程度の私がギリギリ入るくらい、164cm程度のメンバーがすんなり入るくらいとなりました。よって、新車は身長170cm以下のドライバが乗車することが適当だと思われます(笑)
カウルのマスタ型は粗仕上げ分はとりあえず終わり、トナーの塗布を行いました。削り箇所の色分けを行い、仕上げに近づけていきます。。
最近、404ecorunは夏休みやってます。作業してない...
それはそれ、エコラン業界の夏といえば、ソーラーカー系なら秋田や鈴鹿、エンジンなら広島、電気なら菅生とかお決まりものが多い感じですね。
去年から新たな定番(?)に鈴鹿サーキットのソーラーカー後の余興?でEne-1 GPが始まりました。
Ene-1 GPは企画が出た段階から、出たい、出たいと独り言を言ってたら遂にお誘いを頂きました。出場するKV-40クラスは充電式エボルタ単三乾電池を40本搭載したエコランマシンで、鈴鹿サーキットフルコースを3周します。。
チーム的には超絶寄せ集め面子で準備不足感満点ですが、まずは楽しむことが大事ということで。。(404eからは2名出向ですw)
車体は去年の岐阜 で使用したOR-2。
元々エコデン用の車体のためサーキットコースでの高速走行には向いていませんが、実績はある車体ですので良いでしょう。
モータは今年リリースされたEne-1向け、特殊電装500R。
かなり迫力のあるモータに仕上がってますね・・・。
で、私はエネマネ(電池のエネルギーの使い方、残量管理)をするよう言われましたが・・・
さっぱり解らんので、ほどほど流してドライバさん(菅生での入賞経験アリ!) にお任せで!w
写真は私(左)がドライバ(右)に怒られてるわけではないので、悪しからず...
私事ですが、私は耐久レースが大好きです。ル・マン24時間レースも大好物のひとつですが、今年のル・マンを見ていて気になったカウルの小ネタを少し。
まずは、序盤でクラッシュしたアウディR18です。
注目すべき点は、右フロントをぶつけたのにも関わらず激しく壊れた左側、ドライバーの手でもげるカウルです。
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このようなクラッシュをした際に、壊れたカウルを引き摺ってピットまで戻る際の2次トラブルを避けるためなのでしょうが、300km/hを超える速度と強烈なダウンフォースの掛かるボディとしてこれで良いのか疑問に感じてしまいます(笑)
しかし、左右一体で外れてしまう構造などはアウディのル・マン哲学の内なのでしょう。。
壊れないように作るのは当然、壊れても最小限のロスで修復できる。なかなか真似できることではありません。。
ちなみに、このレベル(フロントカウルと足回り)であればピットまで戻ってしまえば10分そこらでリペアが完了します。おそろしや・・・。
もうひとつ。奇抜な車体形状で話題となったデルタウイング・ニッサンです。残念ながらトヨタの車体に押し出されてクラッシュしリタイヤとなりましたが、ドライバーの本山選手が懸命の修復を試みる動画がアップされています。
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カウル学的には、後半映るカウルを取り外すシーンに注目です。
物凄くペラいです。2~3プライしかしてない?レベルですね。
ノーズ部はしっかりしていますが、カバーとなるだけの部分のカウルに強度は持たせていません。
必要以上の強度は持たせず、軽く作る。レーシングカーの常識ではありますが、エコランマシンにも通ずる部分。真似していきたいです。。
昨日は、毎年恒例の鈴鹿エコマイレッジ観戦に出かけてまいりました。
そう、まだ車体が出来てないので観戦なのです(汗
天気は残念に雨。雨の鈴鹿は1-2コーナでのコーナリングが鬼門となります。
1コーナではアンダステア、2コーナのターンインでオーバステアが発生しやすく、適切なコーナリングもしくは減速を行わないとスピンします(笑)
今年も昨年同様、1-2コーナで観戦していましたがスローダウンでコーナリングして安全優先で走らせているチームが今年は多かったように感じます。
雨のコンディションでスピンするかしないかは車体性能、ドライバーの技量にもよりますので、その見極めを行うのもチームのスキルと言えます。
雨の中で走行を取りやめるチームも多かったですが、今年のベスト オブ 突っ込みはTeam With Youさんでした。昨年デビューした素晴らしいシャーシですが昨年同様雨の鈴鹿には苦戦されているようでした。ショートホイールベース故かはわかりませんがスピンモードに入るのが早い感じなのでしょうか。(ターンイン速度もかなり速いです)
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動画で私が無理、と言っているのは同じスピンが2回目だったからです。。
この次のラップから自重走行を行っておられました(笑)
対して、確実に高い速度域で走らせておられたのは名城大さんの2台でした。
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Nova(緑色の車体)のドライバさんには事前に走行ラインの話を伺っていましたが、話どおりの確実なライントレースで完全にコントロールの範囲内でしたw
車体、マネジメントともに素晴らしい仕事をされていることが結果に繋がっておられます。
その他、少しではありますが1-2コーナ動画をアップしていますので
是非、ご覧ください。
http://www.youtube.com/user/404ecorun?feature=watch
昼ごはん。
パドック裏の食堂で。味は良いけど、量が少なくて値段が高いのは安定しています。。
鈴鹿では色んな方から、いつ(実戦に)出られるのですか?というお話を頂きましたw
私もハッキリ言って観戦するだけじゃつまらんし、悔しいので来年の鈴鹿は出ます!