2016年9月27日火曜日

2016 Ene-1 GP SUZUKA KV1編。

●事前準備
KV-1は昨年製作した車両(15mk-2)。車両面で大きな変更は無いけど、ドライバー(運転手)がまさよさま→原さんにチェンジが一番大きな変更点。
原さんはエンジンエコラン(鈴鹿含む)の経験はありますが、電気エコランは初めて。冬の白浜での走りこみ(と、言っても40分×2本くらい)と試走会(5周)を経ての実戦です。走りこみ不足感はありますが、持ち前の運転センスでどうにかしてもらいましょう・・・。
電気系統は一新。不慣れなドライバーが運転に集中できるよう電流の制御は浪越MPC-520の定電力回路をリミッタとして使えるよう組み込みました。ついでにモータコントローラをM1048Cから浪越制御と相性良さそうな小野塚OMC4850に変えてみました。
あとはモータの巻線を浪越制御に合わせてちょっとターン数を増やした仕様にしたくらいか・・・。

●さくせん
ドライバーがなんせ初心者なので、高望みせずに淡々と走れば良いかな~くらいの考え。普通に走れば6分30秒前後を3本並べられる予定でした・・・。

●1stアタック
車検は前日に通していますし、楽々モード?
試走会後には配線のく見直ししたくらいで心配事は無いな~と、思いきや!
電流計が死亡・・・。

「なんとなく」で走ってもらい、7分2秒。
こりゃちょっと遅いかな・・・。電力も余ってるし・・・。

電流計はちょっとした組み付けミスが原因でしたし、大丈夫だろう・・・ってことで次のアタックはもうちょっと強気で行きましょう!と、申し合わせ。

●2ndアタック
特に問題も無く、スタート!

今回はKV1の方がスタートすると大慌てでKV2の方のスタート段取りをする超過密スケジュール。KV2の方の車両は2ndアタックの出走待ちエリアでスローパンクを発見してその修復を超慌て。チューブ交換して、スタートを見送ってヤレヤレと思いながらいつも通りbiz○nピットへモニターを見に行ったらtmrさんに、フジカワ君、何やったん?と言われて何をやらかしたかと考えてたら、5分40秒でコースレコード樹立していた謎展開。。

狙いは6分半なので超イレギュラーで自分が一番ビックリ・・・w
原因はまたも電流計。現状の電流値がわからないまま、「なんとなく」で走ってもらった結果の5分40秒でした。。
消費電力も超多いし、大変やらかしました。。。


●3rdアタック
1stアタックで貯金のあった電力も2ndアタックのスーパーラップ(?)で超借金状態になってしまったので若干頭を捻って、一か八かの省エネ走行に徹することに。
ここで完走できないのは一番気まずいと思ったのでヒヤヒヤでした。

電流計は何やらごちゃごちゃ触ってたら直ったみたい。

慣れないトップスタート・・・。スタート間隔が短いとは言え、普段は前のクルマの動きを見ながら準備できていたのが前に誰もいないので良く分からない・・・w
電流計がトラブった時のバックアップにデータロガーの表示器をスタート待ちの間に取り付け。

さて、スタート。電流計も無事動作して、と言うか初めてマトモに動いて逆にドライバーが困惑する状況・・・(オイ
ちょこちょこミスがあったり、ドライバー判断で惰性使ったりでタイムは7分10秒。
う~ん。と言う感じですが、レース後電池を放電させたらほぼほぼゼロだったり、2ndアタックで頑張りすぎて電池の容量が3~4Wh少ないことを考えればそんなもんかも。

なお、3rdアタックの実況でダンロップ登坂が遅いのは電欠か~?と言われてしまいましたが違います! なお、止まりそうとか言われてましたが11km/h出てます! 他のトップチームが速いだけです~。


●おわりに
今年のレースに向けて大した準備もしてないのに言うのは何ですが、課題の多く残るレースでした。特に他のチームの伸び代が大きくてビックリでした。
電気エコランで停滞は確実に後退に繋がると痛感・・・。

さて、来年はどうしましょうかね?

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