2018年鈴鹿仕様のポイント。
いつのまにか15mkで鈴鹿も4年目。
鈴鹿はこれまで過去3年マトモに走れた記憶がない(1年目:スピン、2年目:スーパーオー バーペースによりコースレコード
樹立、3年目:1周目の1コーナでスピン→リタイヤ)
ので、3本を無難にまとめるのが目標・・・。
●昨年との変更点(改善点)
車両の整備性、信頼性upとドライバーが安心してコースを攻められるようになることを重視しました。
・フロントフェンダ作り直し
剛性が無くて整備性が悪かったりイマイチだったのを積層構成見直し等で剛性アップ。
・フロントフェンダに小窓追加+ミラー位置変更
斜め前方の見切りを良くするために小窓とミラーの位置(フェンダ→アッパカウル固定)変更。結構変わると思います。
・ハンドル周り作り直し
昨年作り直したハンドルが昨年の関西GPで折れたので、構造設計から見直して再製作。 ついでに、最小限の作業でハンドル高さと前後位置の調整が出来るようにした(複数ドライバー対応)。
前後方向は長穴でハンドルバー~リンクがごっそり動く構造、高さ方向はハンドルバーの下にシムを入れて調整します。
・しっぽ作り直し
しっぽ(テールカウル)が大分くたびれてきたのと、補修補修でなんか重くなってるので 再製作。型を昨年借りてきて1年くらい放置してましたが・・・。
1k相当目付けの開繊カーボンを使いましたがwet積層の限度と、色々しっかりと作りすぎ?
が、特に軽くなった訳でもなく・・・ちょっと綺麗になったぐらいか・・・?
・ヘルメット変更
ヘルメットをアライのHyper-T proに変更。コンパクトなヘルメットなのでドライバーの頭の位置も少し上がって、視界が良くなった・・・ハズ。
・ブレーカ再選定
新たに4種類ほど5Aブレーカを選定して、放電試験。以前より落ちにくいブレーカに変更。
・鈴鹿用DDモータの製作
これまでのキットモータ+チェン駆動で特に気になっていたのが、チェンの駆動ロス。シングルフリーも付いてたので、その分のロスも含めると結構、効率が落ちていたのではないかと思われます(特に高速域)。
ミツバ鈴鹿用DD (M0324、M0348)をベースに製作し、速度設定を変更した巻線仕様としています。コア厚が25mmなので、トップチームが多く使っている30mmコアよりも低負荷よりの効率が 良いのかな?と言うのと、平角線のマグネットワイヤを使うことで高負荷よりの改善を狙い ました。が・・・ちょっと速度設定が速過ぎた。
DDの最大のメリットは左右バランスの改善かもしれません。意外と減速モータは左右バランスが悪いです。
色々と準備したレースでしたが一番大きかったのは、試走会までに大物作業(特にFRP関係)を終わらせてレースまでに余裕 を作ったことだったと思います。
ま、なんだかんだで3本まとまって走れたし、ある程度の結果(総合4位、クラス3位)も付いてきたので、めでたし、 めでたし。
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